2017年07月28日

カトマンズにまさかの電子部品街(カトマンズの秋葉原は?)

2017年12月22日アップデート(ニューロードにパソコン店密集地を発見)

このブログを見に来る人でネパールのカトマンズで電子部品を探す必要が有る人はまずいないと思いますので、ほとんど価値の無い情報です。あんまりなので、ついでにパソコン、携帯電話、家電等の電気街情報も入れときます。

アサンチョークはカトマンズの旧市街の中心部に位置し、海外からの観光客が集まるタメル、世界遺産のダルバール広場、大きな商店街のニューロードの間に位置します。何百年も昔からカトマンズや遠くの町から人々が生活用品を買い求めるに来ていた繁華街で周りには沢山の一般商店が有ります。近くにはカトマンズ市内や近郊都市へのバスが発着する場所が有り、いつ来ても沢山の人です。6方向から細い道(車は通れないがバイクは通る)が集まる小さな広場になっていて、そこにも農産物を売っている露店が開いていたり、お線香、スパイスの専門店や、ヒンズー教の小さな寺院(と言うか、日本的には祠のサイズ)が有り、いかにもカトマンズらしい雰囲気がいっぱいで僕は大好きです。外国人観光客はこの町の何百年も変わらない(雰囲気の)カトマンズ市民の生活を感じるためにやってくるのでしょう。もちろん、当地の人たちにとっては日々の生活の一部です。
ところで本題ですが、このアサンチョーク(チョーク=交差点)に集まる道の一つであるChittadhar Marg(マーグ=通り)のアサンチョークより西側は他の通りから比較すると少し寂しい感じがする通りです。ここには電子部品や電子工作に向いた小型の工具や半田ごてを売っている小さな店が10件くらい集まっています。もちろん、間違ってもJR秋葉原駅のガード下、ラジオデパート、秋月の通りとか、バンコクのバンモーを想像してはいけません。
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アサンチョークの寺院と線香専門店          小さな電子部品やさんに集まる人々

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左側写真の中央の薄暗い通路の先にも部品屋さんが有る。右の写真はその路地の中で、左端に半分写っている店が抵抗、コンデンサ、トランジスタ、ICなどが一番そろっているようです。バイクはこの町での最も一般的な移動手段。
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あまり品ぞろえは良くなさそうです。大きな期待はできません。工具は変な日本語が書いてあったりする安っぽいものが多いです。ネパールで売っている他の工業製品と同じで、インドや中国製がほとんどです。日本製や欧米製品は高価で取り扱っているのをほとんど見ません。ここにはGootの半田ごても有りましたが、パッケージの印刷やラベルの貼り方が微妙におかしいです。
他には、カトマンズではありませんが、このアサンチョークから5kmほど南へ行ったラリトプールに、ArduinoやRaspberryPIを売っているBreadFruitと言うお店があります。今のところ用事がないので行ったことは有りませんが、Webサイトを見る限りモダンなお店のようです。
https://breadfruit.me/

以上は私の定義での「○○○の秋葉原」ですが、一般の人の定義だと家電やパソコンでしょうか?オタクについてはカトマンズでは発見できていません。
一つは、地元に長く住んでいる日本人のブログなどで「マハボーダ地区」と紹介されています。パタンにあるマハボーダ寺院とは全く別の場所です。これも、アサンチョークの線香専門店の横の寺院の左側の脇を抜けると南東方向に狭い路地があり家電店が並んでいます。面白い所ではWatu Margと合流する三差路近くに携帯電話とそれのアクセサリやデジタル小物、オーディオケーブル、工具等を売る小さな店が沢山集まったビルがあります。中はゴチャゴチャ迷路になっています。注目すべきは、スマホの液晶パネル、保護ガラス、ケース、ユーザーが交換できないタイプの交換用電池やコネクタなどを売っている店が数件あります。種類も多いので、私もそのうちにお世話になるかもしれません。ここにはスマホ修理用以外の部品やパソコン関係はほとんど有りません。
ちなみにこの手のスマホの部品を売っているのはアジア各国では普通です。日本は秋葉原でもあまり見かけないようですが…。
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こんな感じで沢山のテナントが入っています。中庭にヒンズー教の寺院が有るのはカトマンズらしさ満点です。カウンターの後ろに有るプラスチックの容器には各種の液晶パネルが入っています

他にも「カトマンズの秋葉原」でググると「ニューロード」(1930年頃に新しく整備された通りらしい)が出てきます。ここには電気関係以外のいろいろなお店も有りますが、パソコン、スマホ、カメラ、家電などの店も多く集まっています。特にPako Sadak(サダック=道)は完全にスマホとパソコン屋さん通りで、一つのビルのテナント数十件が全部スマホ屋さんだったりします。ちなみに、ネパールではSIMロック無し、しかもデュアルSIMが普通のようです。
ついでですが、ネパールの携帯電話に関する情報です。プリペイドSIMは外国人でも街中のショップでパスポートのコピーとパスポートサイズの写真一枚あれば簡単に買うことができます。私は民間のNcellを使用していますが、携帯電話代は最近サービスが始まったLTEだとデーターを2.5GB含んで月に300円位、通話は1分間で2.8円位で安いです。音声はもちろん、ネット接続の品質もかなり良いです(少なくともカトマンズ盆地内は)。
私は日本との通話はLINEを使用しています。もちろんLINEどうしは無料ですが、日本国内と同じ料金で日本の一般の固定電話にかけられます。通話品質も良好です。日本の格安SIMを当地の2000円で買ったGSMガラゲー(もちろん新品)に入れ、ローミングでLINEの電話番号認証コードを受信しているので、日本の携帯電話の番号が使えます(着信はGSMガラゲーになる)。使わないのに毎月1500円ほど払う事になりますが、日本の大手キャリヤーの番号預かりサービスでも月に400円程取られます。私は日本の電話番号が使えるし、一時帰国の際は直ぐに日本の携帯電話を使用できるのでこの方法を取っています。ただし、ローミングでの着信は着信した側の料金負担になるので、直ぐにLINEで折り返さなくてないけません。
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スマホは韓国製、中国製、インド製が有り、安いのは7,000円位から買えます。iPhoneはここでは無く、高級なショッピングセンターなどに有るAppleの特約店で買えます。

一般的な電気設備に使用する電材、工具、測定器、照明器具などを扱っている店はニューロードの南側のスンダラ地区で、2015年の大地震で倒壊してしまったビムセンタワー(ダラハラタワー)の跡地の南側周辺に多くあります。また、一般工具、機械部品、自動車部品なら、さらに南側のKalimati Road, Tripura Marg沿いのTeku(テク)地区に多くあります。ただし、売っている製品は中国製やインド製の驚くほど低価格で低品質なものが多いです。

ニューロードの南側の路地裏にはパソコン屋さんの密集地が有ります。狭い範囲ですが、ほとんどの店がパソコン関連で、新品はもちろん、中古パソコンや中古のマザーボードなども売っています。
他にパソコン屋さんが多いのは旧市街から東に1kmほど行ったPutali Sadak(プタリサダック)で、Bag BazaarからDilli Bazaarに行く道路との交差点を中心に南北100mくらいの中に数十件が集中しています。集中度はニューロードが高いですが、お店の数はプタリサダックが多い様です。パソコン屋さんの各店舗は小さく、品ぞろえも限られているので、自分が欲しいメーカー/スペックを見つけるには何軒も回ってみる必要が有ります。あまり大きくはありませんがプタリサダックにはパソコン屋だけがテナントで入っているビルもあります。価格は同スペックの日本での価格より少し安いようです(実は訳が有ったりします)。通常ネパールのお店は相手を見て値段を吹っ掛ける事はあまりしないので、値段の交渉をしてもあまり安くなりません(ただし、観光客が多いタメル地区は別)。
パソコン街で見落とせないのがプリンター用インクのRefill屋さんです。新品のプリンターを販売している店に行ってもインクを売っている店は少なく、純正のインクを売っているお店も有りません。再生品を買うかRefill屋さんでインクを補充してもらうことになります。
私のキャノンプリンタのインクが無くなったので再生品を売っているお店で純正が欲しいと言ったら、キャノン製品のの正規輸入代理店を紹介してくれました。行くとそこは事務所で、買いたいインクの型番を言うと奥の倉庫から持ってきてくれました。
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ここはエプソンの看板ですが、プリンターのシェアはブラザーが断トツトップで、キャノン、エプソン、HPちょぼちょぼと続くようです。パソコンのアクセサリー関連の選択肢は少ないですが、基本的なものは手に入ります

ネパールではパソコンはDellが人気の様です。パームレストにはUbuntuのステッカーが貼ってあったりします。知っている人にはどういう意味か理解できますね。買う時に「私:Windowsは?」と聞くと、「店:商品を渡すまでに入れとくよ。7と10どっちが良い?正規物も有るけど…いらないよね」。「私:MS-Officeは?」「店:2013で良かったら○○”で一緒に入れとくけど。他に欲しいソフトある?」そんな感じです。
ネパールにも著作権法は有りますが、国際条約を批准していないので、国内の著作権は保護されますが、外国の著作権は保護されません。先進国と途上国の間では知的財産権は一方通行が多いので、批准しても自国にとっては持ち出ししか有りませんので、批准していない国が多いようです。市場が大きくなるとアメリカが圧力をかけてきますが、ネパールは未だ目くじらを立てるほどではないのでしょう。第一、大学卒でそこそこの会社に勤めていても年収で30〜40万円もらえば良い方の国で、先進国と同じ価格でライセンス料を払えと言うのは弱いものいじめ、その国の発展を妨害するアメリカの陰謀だと言われかねません。かと言って安いライセンス料を設定すれば先進国に逆流入してしまいます。黙認がベストの世界だと思います。

そんな訳で、まとめです。

A:アサンチョーク
B:電子部品、工具
C:マハボーダ:家電、携帯電話とスマホの部品、電子ガジェット
D:ニューロードとパコサダック:家電、カメラ、パソコン、携帯電話・スマホ
E:パソコン店密集地
F:スンダラ:電材、工具
G:プタリサダック:パソコン、プリンタ
この地図の左下にテク地区が有り、一般工具、測定器、機械部品、自動車部品等が買えます。
posted by ひら at 16:14| Comment(2) | ネパール
この記事へのコメント
おはようございます。
i-pad air ME898J/Aを持っているのですが、昨日
充電口に充電しようとした所、差込が奥まで行かずに充電出来なくなりました。アップルに聞いたら修理代で最低12000円、それも直るかどうかは保証なし場合によってはもっと掛かるととぼけたことを言います。
今度の正月にネパールカトマンズに行く予定ですのでそこで直せないかと言うことで検索をした所、このブログがヒットしたわけです。
この場合何処の場所に持って行った方が良いでしょうか?是非ともアドバイスをお願いいたします。
Posted by 田中 幸一 at 2018年11月13日 05:42
田中さん、おはようございます。
ネパールにもアップルの正規代理店があり、カトマンズの高級なショッピングモールなどにも店舗を出していますので、修理を受け付けてくれると思います。日本での修理代が12000円のそのほとんどが人件費なので、給与水準が日本の1/10のネパールでは安いかもしれません。
他には、街中に携帯電話の修理屋さんが多くあります。携帯電話といっても、ネパールでもスマホが普通ですので、iPadでもやってくれると思います。分かりやすいところでは、ニューロード(上の地図のバルーン(D)付近)のスマホ屋さん通りにも修理やアンロックの看板を出している小さな店がたくさんあるので聞いてみてはいかがでしょうか。ただし、技術レベルが低い怪しい店も多いので、繁盛してそうな専門的な店に聞いた方が良いでしょう。カトマンズで売っている修理用の部品はほとんどがアンドロイド系で、アップル用があるのか不明です。アップルはごく一部の富裕層が愛用している程度で、シェアはかなり低いと思います。
Posted by ひら at 2018年11月14日 06:44
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